【感想】心空管レトロアクタ1(若干ネタバレ)

def_imp

羽根川牧人氏の、富士見ファンタジア金賞受賞作品。

電気の代わり人の心から発せられるエネルギー「心空子」を使った文明が発達した世界のボーイミーツガール。
邪禍と呼ばれる敵と戦うことになった少年の成長と友情の物語。
友情かどうかは今後次第ですね笑 今回はまだ戦友止まりって感じなので!


この世界観は結構好きです。
クライマックスあたりから回収され始める伏線と、特にタイトルにもなっている「レトロアクタ」ってなんなのさ? というのが明かされたときは、思わず膝を打ちました。
こういう伏線の回収の仕方は好きですね。きちんと世界観に添っていて、無理がない感じ。

クウゴがどうして人並み外れた心空子を持つのか、それが単なる才能というだけで終わらないところに好感が持てます。突き詰めていけばその力は災害で亡くなった家族と、レノンの想いが込められているんですよね。クウゴにしてみれば、これほど心強いものはないでしょう。
メリナが過度に悲観的なのも、理由付けがきちんとされていてすんなり入ってきました。
生い立ちのこともあり、そりゃ絶望もしますわ。
強敵を前にようやく打ち解けた主人公とヒロインが、実はずっと前から心で繋がっていたというのは胸熱展開です。


ストーリーはちょっと駆け足かな? と思いましたが、設定の説明に費やすページがちょっと多かったのかもしれません。
ひとつ個人的な難を挙げるなら、各キャラクターが強烈すぎて、読んでて少し疲れました(^_^;)

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。