【感想】コギトピノキオの遠隔思考(ネタバレ)

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上遠野浩平のソウルドロップシリーズです。

孤島で起こる連続殺人事件、怪しい患者たち、それに立ち向かう元警官の主人公。

こう書くとすごくミステリっぽいですが、上遠野作品ですからね。
今回は伊佐がいかにしてサーカムのオプとなったか、という物語的にはスタート地点になるエピソードでした。
初っ端から(ロボット探偵の)千条の懐き具合が半端ない。読んでてニコニコしてしまう。

以下はネタバレを含みます。











その場の全員がグルだった。というのは、みなもと雫の追悼コンサートのスタッフが全員で示し合わせていた展開に似ていますね。

ストーリーはいつものソウルドロップシリーズから大きく外れることもなく。舞台がミステリチックでも緊張感とは無縁です。
「最後はペイパーカットがすべてをかっさらって行くんでしょ?」みたいなお約束に対する安心感とでも言うんですかね笑
事実、ペイパーカットは最初から入り込んでいた。一見ストーリー的に大した役割のなさそうな人物が、実はとても重要だった――ブギポでいうなら世界の敵だった――とかはもうお決まりのパターンですよね。
今回のシェイディについては途中で伏線もあったので、気づく人はすぐ気づいたんでしょうけど、私は最後に彼が話しかけてくるまで分かりませんでしたw

そして最後のお嬢様にはニヤニヤです。

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